このたび、7月24日発行の京都新聞南版(5段)に、広告を掲載させていただきました。
弊社にとって新聞広告への出稿第一号です。今回のご縁には、個人的にもとても特別な想いがあります。

実は、文化パルク城陽の設計を手がけたのは、私(代表・西村美奈)の伯父、西村征一郎(京都工芸繊維大学名誉教授)です。
昨年(2024年)の10月、この文化パルク城陽のある街・城陽に、「訪問看護ステーションにしむら 城陽店」をオープンしました。たまたま声をかけてくださったのは創和広告さん。
そのお話を聞いたとき、心から「ご縁って本当にあるんだなあ」と感じました。
30年前のことが、いろいろと思い出されました。
文化パルク開業の少し前、私の父・西村宏(当時京都府議会議員)は、50歳という若さで急逝しました。伯父にとっては、最愛の弟を突然亡くした直後。きっと深い悲しみやストレスと向き合いながら、文化パルクの設計に取り組んでいたのだと思います。
父は、「太陽が丘」や「伏見港公園」などの整備にも関わっており、多くの企業さまからご支援とご協力をいただいて、地域づくりに奔走していました。そんな父の姿を思い出しながら、私自身も「地域の役に立てる仕事がしたい」と強く思うようになりました。
父が亡くなったとき、私は8歳(小学4年生)でした。
実はその日の朝、私は不機嫌さから父に八つ当たりをしたままお別れになってしまい、小さな胸に大きな後悔が残りました。
今でも、ふとした時にその気持ちがよみがえります。
だからこそ、日々の介護や看護の中で、
「一時の感情よりも、相手との関係を大切にすること」
「心を落ち着けて、気持ちを伝えあえる場をつくること」
そんなことを大切にしています。
訪問看護ステーションにしむらは、患者さまやご家族がちょっとしたことでも気軽に話せる場所でありたいと願っています。
こうして起業からもうすぐ3年を迎えますが、ここまで来られたのは、両親をはじめご先祖様、そして様々な形でお支えくださった地域の皆様のおかげです。
これからも伏見区と城陽市を拠点に、地域に根ざしたあたたかいケアを届けていきたいと思っています。
※参考文献
西村征一郎(京都工芸繊維大学 名誉教授)
文化パルク城陽 設計・監修
『新建築』第71巻3号(1996)/『日経アーキテクチュア』1996年2月12日号


